
こんにちは! エイチャンです!
皆さんのコロナ休みは何連休ですか?
僕が働いている三菱ふそうはなんと
4月18日~5月10日までの23日間がコロナ連休です。
今まで働いてきた工場で一番長い休みですね。
同業他社と比べてみても三菱ふそうほど長いコロナ休みは無いのではないでしょうか。
なぜここまで長い休みになってしまったのか?
その理由を現場の声をもとに推測してみました。
あくまで僕の推測なので参考程度に見ていただければ幸いです。
部品の多くが海外製

同業他社でも同じことが言えるのですが
三菱ふそうは特に海外製品の部品が多いです。
それこそ6ミリのナットから車両に搭載するキャブまで様々です。
なぜこれだけ海外製品が多いかというと
単純にコストダウンをしたいからです。
安く仕入れできる部品で作れば必然的に車の値段も下がるので
より多く売れるかもしれないということですね。
しかし現場の人間からしたら、この安い海外製品は不評です。
安いからなのか品質が低い部品が多いです。
もちろん全ての部品が品質が低いとは言いませんが
結構な確率で不良品が混ざってたりします。
やりにくいったらありゃしないですね。
話が逸れてしまいましたが、この海外製品は主に
中国とインドから輸入しています。
今回のコロナの影響で中国とインドから部品がまったく届かなくなり車を作りたくても作れなくなりました。
この影響はロックダウンが解消される「かもしれない」5月3日まで続くそうです。
最初は8時間フル稼働してましたが
4月に入ってからは午前と午後に1時間ずつラインを止めて
更にラインスピードを遅くしながら運営してました。
それでも午前中しかラインを動かせなかったり
定時前に終わったりと散々な状況でした。
コストダウンで仕方ないとは言え
あまり海外製品に頼りすぎると今回のコロナの様な緊急事態では
対処しきれないという事がハッキリしたと思います。
いすゞとの違い

同業他社のいすゞはコロナ感染者が社内から出て今月13日~17日まで操業停止でしたが
来週以降は普通に操業できるそうです。
いすゞに知り合いがいるので状況を聞いてみると
コロナの影響で休みになった日は感染者が出る前までは1日しかなかったと言ってました。
なぜ同業他社なのにここまで違うのか?
それはいすゞが三菱ふそうより国産の部品を使っているからです。
コストダウンという点に関しては三菱ふそうの方ができていますが
いすゞはコストよりも品質や安全性を優先していると言えますね。
ですのでコロナの様な緊急事態でも
海外製品に頼ることなく通常に近い形で操業できているのではないでしょうか。
コストを下げるためにリスクを取るか、リスクを避けるためにコストを取るか
どちらも正解で間違いなど無いのですが
今回の様な緊急事態ではいすゞの判断が正しかったと言えるのではないでしょうか。
色々問題はあるが派遣工にはあまり関係ない

三菱ふそうはコロナが流行りだした頃に
何があるか分からないからと1日分の生産台数を前倒しで作っていましたが
結果はその策も意味はなくなり結局、長期連休にしないといけなくなりました。
まあ色々問題はありますが、ぶっちゃけ我々派遣工にはあまり関係ない話ではあります。
品質が低い部品だろうが車を組めと言われれば組まなくてはいけないのが我々の仕事です。
それに連休中は60%の不就業手当が出るのでクビを切られるより遥かにマシですしね。
あと三菱ふそうは時給が1800円と高額なので
多少の問題は受け入れて働いても良いかと思ってます。
ちなみに僕はこの23連休という時間を活用して脱サラするための準備をガンガン進めます。
期間工や派遣工の皆さんもコロナ休みやゴールデンウィークを活用して
何か新しい事を始めてみてはいかがでしょうか?
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